1月シーズン振り返り
連日の更新です。ぼるです。
1月は人生初のラダーポイントゲットしました。
2ptは実績にならないとかラスカル鑑定団メンバーから煽られましたが気にしてません。2ptでもポイントはポイントです。
というわけで1月シーズンの振り返りをしていきたいと思います。
○上旬~中旬
レジェヒットするまでは大会で使う頻度が高いレノロックかミラクルローグを練習しようと思っていて、実際に手を出したらレノロックは難しすぎたので挫折してミラクルローグに絞ることにしました。
しかしランク3あたりで勝率52%くらいしか出なかったため、このままではレジェになるまで時間がかかりすぎるということで月末ラダーに備えるためアグロシャーマンに切り替えてさっさとレジェに上げることに。
s34レジェンド到達ネコババアグロシャーマン - ぼるs stone (仮)
ネコババが割と強いということが確認しつつあっさりとレジェヒット。
○21日~29日
レジェヒット直後はアグロシャーマンで少し回して200位付近まで上げたのですが、下振れして3桁後半まで落ちたのでどうせなら落ちるとこまで落ちても良いから大会の練習をしようと思って変なデッキを色々使ってました。
28日に賞金付き大会、29日に賞金+ポイント付き大会、さらに夜にポイント付き大会と3つあったのでそれに向けて構成を練ったり、苦手なデッキを練習したりしてました。
当然順位はものすごい勢いで落ちていって気が付けば2000位でした。驚きの速さ。
ラダーで連敗するとデッキコロコロ変えて色んなデッキを練習していたんですがデッキコロコロは良くないですね。不利マッチ踏んだ時のストレスが倍増します。
ただ、かなり順位が落ちていてもアグロシャーマンだけは常に勝ち越していたので最悪最後の2日間でアグロシャーマンでブン回せばTOP100を狙えそうだなーって思って時間を作っておきました。
○30日
2700位からレジェンドクライムを開始。
アグロシャーマン以外を使いたくなっても使わないように他のデッキを全部削除してデッキコロコロしないように自主規制かけました。
デッキに関しては記事で詳しく書いてます。
s34レジェンドTOP200フィニッシュ ネコババ入りアグロシャーマン - ぼるs stone (仮)
4桁の間はローグが多かったこともあって勝率70%付近で駆け上ってその日のうちに500位まで到達。最終日に望みを繋げました。
○31日
最終日、尚且つ2桁フィニッシュ狙いの人が多数いた中でのラダーだったのでかなりきつかったです。
勝率も70%からどんどん落ちていって最終的に60%を切りましたし。
日本選手権出場者、海外の有名プレイヤーと何度も当たりましたし、そういう人たちを踏み台にしてのし上がったり、普通に返り討ちにあったりしながらも夜にはポイント圏内の200位以内へ。
午後7時くらいから上振れで8連勝くらいして2桁タッチ、その後8時半に最高順位の69位に到達したのですがその直前で勝利した試合がミラーゲームで、尚且つ相手の方が順位が上だったのでスナイプして勝てば確実に2桁フィニッシュ出来ると思って勝負に出たらスナイプに成功して試合に負けました。アホです。
冷静に考えたら残り4時間半で69位なら放置でも可能性ありましたね。アホです。
まあ過ぎたことを後悔しても仕方ないので回すしかなくなったわけで、それから回しては落ちて上がって落ちてを繰り返してました。
最後は0時すぎの段階で118位で2連勝したら2桁フィニッシュできそうってシーンから2連敗で175位に落ちたので勝負に出るメリットも無いしTOP200が確定したのでそのまま放置でおしまいです。
というわけで暫定177位でTOP200フィニッシュでした!
またTOP100フィニッシュ逃したのは悔しいですが今回は最後まで最前線に残れたこととTOP200には入れたこととで前回より成長したと感じられたシーズンでした。
来シーズンからは春季に変わってポイントもリセットされるので今度こそTOP100に入って春季の選手権へチャンスを残したいところです。
おしまい!
s34レジェンドTOP200フィニッシュ ネコババ入りアグロシャーマン
どうもぼるです。1月ラダーで一応ポイントを取ることが出来たので記事にします。
使ったデッキはネコババ入りのアグロシャーマンですが、今月レジェヒットの際に使ったネコババアグロシャーマンとは大きくリストの違う形になっています。12月に使った爪アジュア型のアグロシャーマンのリストと1枚違いでネコババが採用されています。
※参考
s34レジェンド到達ネコババアグロシャーマン - ぼるs stone (仮)
s33レジェンド2桁到達ハンマー無しアグロシャーマン リスト紹介 - ぼるs stone (仮)
・戦績
2700位からこのリストで回し始めて93勝64敗の勝率59.2%でした。
最終日の最高順位は69位です。
・ネコババを採用した理由
12月で使った爪アジュアのリストから南海の甲板員1枚を減らしてネコババにしました。
以前はアヤを入れていたのですが盤面の取り合いが勝負の鍵になるミラーゲーム以外では打点に直結しにくく、6ターン目にドロップさせないとゲームを長引かせてしまって逆転されることや、翡翠シナジーを序盤に引けていないとあまり強くないことからアヤを不採用にしました。
というわけで打点に直結する、有利な状況を維持出来るカードを探した結果、大抵の状況で(運が良ければ)仕事が出来るネコババとかいう最強のカードを見つけたので1枚入れることにしました。
2枚採用にしなかった理由ですが、アグロシャーマンは序盤に盤面を取って打点を出さないといけないのでそれを阻害するカードは出来るだけ減らしたかったことと、ネコババというカードを試合中に2枚引いて2枚取ってきたカードを2枚とも使える試合がほとんど無いので1枚で十分だと判断しました。
・ネコババは強いのかどうか
正直に言って自分でも未だに分かりません。
アグロシャーマンというデッキタイプが強すぎて1枚くらい入れ替えたところであんまり変わらない気もします。
約160試合回していますがネコババが勝利に直結した試合は10試合もありません。*3
ただし、試合のうち半分以上はネコババを引く前に勝負がついていますし、ネコババを引いても他のカードでも結果が変わらなかった試合もたくさんあるのでネコババが勝率に貢献しているかどうかで言うと他のカードと同じくらい貢献していると思います。
・ネコババの使い方
マリガンでキープはしません。
途中で引いてきてマナが余って次のターンの動きを阻害しない時や、ネコババから何か引けなければ苦しくなる時に使います。
取るべきカードはその時に一番欲しいカードを取るのが基本です。すぐに使う予定の無いカードでもゲーム展開を見越して取っておくべきだと判断して後で使うことも多くあり、先の展開を読むセンスが求められます。
無難なのは打点になる呪文やAOEですがマッチアップや状況によって優先度が大きく変わるので後述します。
・マリガン、プレイング等
自分より上手い人がいくらでも書いてるのでそれを見た方が良いです。TOP200のプレイヤーの言うことよりTOP100のプレイヤーの言うことの方が信用出来ます。当たり前ですね。
それとアグロシャーマンは知識面よりもその場でのプレイが重要視されるので経験を積み重ねるしかない部分もあります。*4
マリガンについてはトッププレイヤーでも意見が分かれるほど複雑なのでここに書いても書ききれません。
基本的なことだけ書くと1,2マナの武器とミニオンをキープして序盤にきっちりと盤面を取り、中盤以降はマッチアップや状況に応じて盤面を維持して押し切るor途中からフェイスを詰めて呪文で削りきるの2パターンです。
ネコババは盤面を取られた時に取り返すカード(精霊崩壊、ライトニングストーム、ダメージスペル各種)や、盤面を維持するために必要なミニオンや野獣の精霊といった展開するカード、フェイスを詰めて押し切る際に相手との1ターン差のダメージレースを差し切るためのヒールを取ってくることが多いです。
・マッチアップ別ガイド
ここも経験面が大きいので長くは書きませんが各マッチアップごとに注意点やネコババの使い方を書いていきます。
体感の相性(勝率)もつけておきます。
○アグロシャーマン(50%)
盤面の取り合いとライフ管理が重要です。盤面を取るために武器で7/7にアタックすることも多々あります。
ミニオンを場に残して相手が返せない状態を作るか、盤面の取り合いで減った相手のライフをそのまま詰め切るパターンがほとんどです。
ライフを詰め切るプランを取る場合、相手に盤面を譲ることになるのでネコババから精霊崩壊やライトニングストームを取ってきて相手の打点を削ぐと勝ちに近づきます。
1試合単位で見ると引きが良い方が勝つマッチアップですが、序盤から選択肢が多いので長期的に見るとプレイングが勝率に現れます。
ネコババで取りたいカード:精霊崩壊、ライトニングストーム、各種打点、翡翠の爪、ドゥームハンマー
○翡翠ミッドシャーマン(35%)
長引いてゴーレムが育つと勝てないので多少強引にでも押し付けるプレイをして詰めにいきます。
ジンユーで1回ヒールされた程度だと押し切れることが多いのですが癒しの波やブラン+ジンユーをされるとさすがに勝てません。
途中でAOEの裏目をある程度割り切って攻める必要性があります。切ってくれるのを待つ間に負けるより無いことを祈る方が良いです。
ネコババは押し切るための追加打点や盤面を取られた後に打点を引くまでの時間稼ぎとして精霊崩壊を取ってこれると良いです。ライトニングストームだとダメージ不足になりがちです。
ネコババで取りたいカード:精霊崩壊、各種打点、翡翠の爪、ドゥームハンマー
○海賊ウォーリア(65%)
長引かせたら勝てるマッチアップです。ヒロパから挑発トーテムが出るか出ないかが大きく、盤面を取れずにヘルスも守れない動きをするよりもヒロパを打った方が良いケースもあります。
一度盤面を取ってしまえば挑発で止めて、必殺の一撃のケアをしつつゆっくり削れば勝てます。
ネコババは守るためのカードを引きに行くことが多いですが、そもそも打たない試合が多いです。
ネコババで取りたいカード:ジンユー、野獣の精霊、アースエレメンタル、ライトニングストーム
○コントロールウォーリア(40%)
とにかく5ターン目までは全力で詰めにいきます。
5ターン目の乱闘を打たれた後にまともなミニオンが残っていれば次のターンから2枚以上のミニオンで攻めることが出来るのでそのまま押し切ります。
ただし報復のケアだけは忘れずに。
ネコババはとにかく詰めるためのカードを取りにいきます。
ネコババで取りたいカード:ドゥームハンマー、各種打点、祖霊の知識、4/7/7
○レノメイジ(40%)
4/7/7を出せば処理出来るカードが限られているので早めに出せばそのまま押し切れます。
レノデッキなのでレノやカザカスに限らず、対応札を相手が引けるor引けないで勝負が決まることが多いので相手が手札に手をかける動作やカーソル、プレイに注目して相手の手札を予想することが重要です。持っているかどうかが分かっていれば対処出来ることもあります。
ネコババでは相手が対処出来ない重いミニオンを取るか、火力を取って押し切るかどちらかです。
ネコババで取りたいカード:ドゥームハンマー、4/7/7、アースエレメンタル、各種打点、祖霊の知識
○レノロック(50%)
相手がアグロに寄せた構成なら不利、コントロールに寄せた構成なら有利なマッチアップです。月末はアグロ寄せが多かったので不利マッチでした。
レノメイジと同じく4ターン目の7/7が有効で、対処するとしてもブラストクリスタルポーションを打つしかないので他のミニオンの打点が通るまま相手のターンが1ターンスキップされてレノが遅れるので押し切りやすくなります。
レノメイジに比べてAOEが早いのでミニオンの出し方に気をつけながら早めに削りにいきます。
手札読みの重要性はレノメイジと同じです。
ネコババで取りたいカード:ドゥームハンマー、各種打点、祖霊の知識
○ミラクルローグ(70%)
相手のちんけなバッカニーアを処理して盤面を取りながらボコボコに殴ってたら勝てます。
横に並べて行くとアジュア+ナイフの雨以外では返せないのでそのまま押し切れます。
4/7/7は昏倒で返されますが盤面が取れているならば昏倒を打たせることで墓荒らしを4ターン目にプレイ出来なくなるので選択肢としてはアリです。
試合が長引いて殴り合いになってきたら野獣の精霊が輝きます。ネコババしましょう。
負け筋は序盤に盤面を取れずに削るのが遅くなって競売人に繋がれて回されるか、序盤に出たエドウィンorクエスト中の冒険者が育ちすぎてどうしようもないか、どちらかです。
ネコババは状況によって取りに行くカードが変わります。基本的には削りきるためのカードを引きに行くか、野獣の精霊を引きに行くかどっちかです。冷血をヘルス4のミニオンにつけて隠蔽しながら殴ってくるような時には精霊崩壊が強いです。
ネコババで取りたいカード:ドゥームハンマー、各種打点、野獣の精霊
○ドラゴンプリースト(35%)
都合良く回られるとまず勝てません。
ミニオンを放置するとバフされて一生処理され続けるのでこちらから処理をしなければならず、かと言って処理にリソースを切りすぎると削りきれずにジリ貧になります。
このマッチアップのプレイングは下手なのでお察しください。
ネコババで取りたいカード:ドゥームハンマー、各種打点、ライトニングストーム
妖獣の激昂2枚入りの対アグロのリストが主流なのもあってなかなか厳しいです。
4/7/7を早めに出せば暴れることもありますがマルチで返されることもあり、酷い時にはマルチが2枚採用されていて2枚目の4/7/7も返されます。
武器で育ってない翡翠のゴーレムを叩きつつ、ミニオンで削ります。後半は挑発が出てきてアタックが通りにくくなるので呪文で削りきります。
横展開への対処がなぎ払いだけなのでなぎ払いを打たれたら困るミニオン2枚+ヘルス2以上のミニオンの組み合わせで横展開出来るとベストです。
ネコババは序盤なら相手が処理出来ない大型ミニオン、後半なら追加打点か挑発ミニオンを処理するためのAOEかストームクラックを取りにいきたいところです。
ネコババで取りたいカード:4/7/7、アースエレメンタル、各種打点
当たった回数の少ないデッキに関しては載せてません。
だいたいこんな感じでプレイします。
・ざっくりしたまとめ
純粋なアグロシャーマンの方が強いと言われそうですが一応(2ptですが)結果が出てるのでネコババもそこそこ強いというのを証明出来たので書いてみました。
デッキ外から発見してくる強みとアグロシャーマン本来のデッキパワーを上手く合わせて戦えるとかなりの勝率が出せると思います。
ネコババは状況を読む力、今後の展開を予想する力が高ければ高いほど効果が強くなるカードなのでそういった練習にも向いています。
数ターン後にどんな状態になっていて、何が必要で、どうすれば勝てる状況なのかを予測してネコババしましょう!
おわり!
*1:画像は2/1午前0時46分のもの。1時になっても順位は変動無しでした。
*2:Other~はだいたいブン回りすぎて相手のデッキタイプが分かる前に勝負がつきました。ローグは泥棒ローグと開幕コンシしてきた謎ローグ、プリーストが沈黙プリ、ハンターがドラゴンレノハンターだったことだけは覚えてます。
*3:ここでいう勝利に直結は打点を拾ってきた、AOEを拾ってきて盤面を返した、大型ミニオンを拾ってきて相手が処理出来ない状態にして押し切った、ヒールしてリーサルから逃げて逆リーサルを決めた等を指します。とりあえず出せるミニオンを拾ってきて出したら盤面でそのまま押し切れてしまったみたいなのは含まれません。
*4:短期的に見れば引きの良さが最重要項目です。トログ、ゴーレム、爪2種、海賊を引いて好きなタイミングでスペダメトーテム出せば勝てます。
*5:自分の載せた戦績と勝利が大きく離れているのもありますがそのマッチアップのプレイングが得意であったり不得意であったり、単にそのマッチアップでやたら上振れしていたりしていただけです。対レノメイジ戦については上振れしすぎでした。
s34レジェンド到達ネコババアグロシャーマン
今月もなんだかんだでアグロシャーマンを使ってレジェヒットしまいました。ぼるです。*1
(左下も隠してるのはフレからチャットが来ていたため)
ただアグロシャーマンといえ、先月と同じリスト使ったら芸がないので変わったリストを使うことにしました。*2
こちらです。
「ネコババ」というデッキ名から分かるようにネコババが2枚採用されているのが特徴です。
デッキリストは全く違うものになっていますが、ネコババの採用というアイディアに関してはころすけさん(@cor0suke_k)が先月レジェンド2桁に到達した際に執筆された記事から頂きました。*3
ハースストーンS33レジェンド二桁到達アグロシャーマン – cor0suke_k – Medium
ネコババの詳しい使い方等はこれを見れば分かります。
戦績ですがレジェンド到達まで30勝18敗。負けのうち10試合がシャーマン戦で、対シャーマン以外は全て勝ち越しor五分です。海賊ウォリ、翡翠ドル、レノロックをカモにしてました。
ミラーに弱いのかと言われるとそうではなくて、ミッドレンジ寄りのシャーマンが多く、純粋なアグロ型のこのリストだと分が悪かっただけで相手も純粋なアグロ型であれば普通に勝ち越してます。*4
では自分のリストの解説に移ります。
・デッキ構築のアプローチ
何度かネコババ入りのリストを回して思ったことが「中盤に都合の良いカードを持ってこれる」「1マナでいつ使っても良いカードだからマナ余りしにくい」の2点がネコババの強みなのかなと。
そこで自分は序盤から手札にあるカードを惜しみなく切り続け、最後に足りない分をネコババから持ってきたカードで補うようなリストを考えました。
アグロシャーマンの基本的な勝ちパターンである「序盤はミニオンで削りつつ武器で盤面を取り、中盤以降は盤面を捨てて呪文でバーストを狙う」という部分で、「序盤で削る量が少なくても中盤以降に呪文をたくさん持ってきてバーストが出せる」方向に比重を置いた形になります。
先月の爪アジュアのリストとは逆のアプローチになっていますね。
※参考
s33レジェンド2桁到達ハンマー無しアグロシャーマン リスト紹介 - ぼるs stone (仮)
そのため動きが制限されがちな4/7/7が入っていなかったり、ドローカードが採用されていたりします。
・各カード解説
・採用したカードについて
○マルグルトン
可能な限り手札を使い続けて早めに削るという方針に基づくとシャーマンのヒロパは打点に繋がりにくいので使いたくありません。ハンターやウォーロックのヒロパは打点につながる、ドローを進めて使えるカードの枚数が増えるのでこちらを取りたいところです。
マナが余ったときにとりあえず出しておくことが多いです。
ネコババからドゥームハンマーを引いた時はドルイドのヒロパが強いので頭の中に入れておくと良いと思います。
○溶岩の衝撃
ネコババの関係でオーバーロードがかかりやすいので軽減したかったことと、相手に直接打ち込める呪文の枚数が増やせることを評価して採用。
オーバーロードの解除以外にも序盤に盤面を有利にするために使うこともあります。大抵そういう場合はゴーレムや翡翠の爪の1マナ分が解除されるので残った1マナで何かプレイ出来ると効率的です。
○祖霊の知識
デッキコンセプトとしてトップからそのまま勝ちにつながるカードを引くことを重要視しているのでドローは強いです。
中盤以降に1枚引けると強いカードですが、2枚目を引いても使い道がないため1枚刺し。
○ライトニングストーム
ざっくり言うと「呪文ダメージ無いからポータルを2点で打てない。じゃあライトニングストームでいいじゃん。」って感じで入れました。
溶岩の衝撃があるのでマナが重くて動きにくいということも少なく、盤面を返すことに使えたりしてそこそこ便利でした。
○ネコババ
このデッキの中核。
マナが余った時や中盤以降に使ってその場を解決出来るカードorリーサルに近づくカードを取りにいきます。
よく選択するカードとしては溶岩爆発、ライトニングボルト、ドゥームハンマー等。
対ドルイド、ウォーロック、メイジではアースエレメンタルや4/7/7も取りに行くことがあります。
詳しい説明はころすけさんのガイド(前述)を参考にしてください。確率まで載っていて親切です。
・不採用or1枚刺しに減らしたカードについて
○精霊の爪
呪文ダメージ持ちのミニオンが少ないのでシナジーが活かしにくく、1枚積みにしたのですがこのカードが引けなかったがために海賊シナジーが活かしきれないこともあったので悩みの種でした。
マリガンを工夫して海賊シナジーよりトログ、ゴーレムを優先したりキープする時に2枚以上の組み合わせで決めることでなんとか解決出来たので1枚刺しのままにしました。
ネコババから持ってくる翡翠の爪やドゥームハンマーと噛み合わないというのもマイナスポイントです。
○メイルシュトロームのポータル
前述の通り呪文ダメージがなさすぎて2点出ないのでライトニングストームに置き換えました。
しかし海賊ウォリ相手など、1点で十分仕事が出来るマッチアップもあるので1枚入れて相手によってはキープするという使い方をしました。
○炎を纏う無謀のもの(4/7/7)
このリストはミニオンで削る量が少なくても後半に打点をデッキ内外から引っ張って来て勝つことが出来るので動きが制限され、尚且つアタック出来なかった場合のデメリットが大きいこのカードは不採用になりました。
ネコババから取ってくることは結構あります。
○アジュアドレイク
前述のころすけさんのブログにもありましたがコストが重くて遅めの展開になった時に強いカードです。
手札をガンガン切っていくスタイルのこのリストには合わないため、不採用。
○ドゥームハンマー
やはり手札をガンガン切っていくスタイルには合わないので不採用。
ただし、ネコババから拾ってきた時はかなり強いです。なんだかんだ試す前にレジェヒットしてしまったため、もしかするとドゥームハンマー岩穿ち採用もアリかもしれません。そのうち試します。たぶん。
・プレイングのコツ
とにかく序盤からガリガリ削りに行って、都合の悪い展開になった場合はトップから解決すりゃあいいくらいの気持ちで攻めに回ります。
トップから解決出来る可能性の高いデッキリストなのでそれを活かさない手はありません。
ただ、裏目や削る算段をつけた上でツッパリましょう。脳死プレイはよくないです。
・ざっくりとしたまとめ
アグロシャーマンと一口に言ってもミニオンでの打点を重視するのか、中盤以降の呪文やドゥームハンマーでの打点を重視するのかで結構リストが変わってきます。
今回は後者を選んで、その中でネコババがデッキ外から打点を拾う役目を持てるためこういうリストになりました。
まだまだ未完成なリストだと思うので色々変えてみるとまた違ったアグロシャーマンが出来上がるはずです。試してみてください。
おわり!