ぼるs stone (仮)

ハースストーンについて思ったことを書いていきます

ミニガイド~イカレた錬金術師2枚入りズー~

先月レジェンドに到達する際にズーを使っていたのですが、その際イカレた錬金術師を(特に理由もなく)採用しなかったので試したいと思い、せっかくだから他の人があまり試していなさそうなイカレた錬金術師2枚採用型ズーを作ってレジェンド帯で19試合ほど回してきました。

デッキリストs26レジェンド到達ZOO - ぼるs stone (仮)からナイフジャグラー2枚をそのまま入れ替えただけで、ベースはあまり変わっていないので詳しくは記事を読んでください。

 

・ナイフジャグラーを外した理由

つい最近「ナイフジャグラーはトレード性能が低い」ことと「自分のズーは盤面を徹底的に優先する」ことの2点が矛盾していると考えるようになり、ナイフジャグラーの変わりに火炎ジャグラーを投入したりしていました。

また、「そもそも2マナミニオンをここまで確保する理由はあるのか?他のマナ帯でも良いのではないか?」とも思っていました。

そこで実質2マナで使うカードではないイカレた錬金術師と入れ替えることになったわけです。

 

・イカレた錬金術師の主な用途

有名なのは相手の終末予言者に対して除去する用途ですが、それ以外にも色々使い道があります。

鬼軍曹で攻撃力をあげたミニオンに使うことでヘルスを永続的に+2したり、ウルフリーダーの隣のミニオンに使うことでヘルスを+1したり、単純にトレードを有利にしたり・・・etc

用途は色々ありますが場面を選ぶカードなので大抵2ターン目には使えません。

 

・回してみた感想

めちゃくちゃ強い。

試合戦績は12-7で、有利マッチが10回(8-2)、五分のマッチアップが6回(3-3)、不利マッチが3回(1-2)とマッチアップ的には恵まれていたのですが、対戦相手のランクがやたら高いこともあったので少し運に恵まれたかな、程度だと思います。*1

シャーマン相手にトーテムを手をかけずに倒すことが出来て実質2~3点のダメージを得ることが出来たり、インプギャングボスに鬼軍曹を付けて処理した後にイカレた錬金術師を使うことでヘルスを4に戻したり・・・・

腐る場面は少なかったかな、と思います。

 

・注意点

途中で気がついたのですが、以前のような強気マリガンをすると高確率で事故ります。

先攻であれば1マナ→2マナor1マナ2枚の動きが、後攻であれば1マナ2枚→2マナor1マナ2枚、1マナ→3マナの動きが理想なのですが、この2マナで使えるカードが2枚減ったことで想像以上に事故率が上がりました。

最悪素出しするしかないわけですが、素出しするならナイフジャグラーの方が良いに決まってますよね。

なので1マナミニオンをより多くキープするようなマリガンが重要になってきます。

前のガイドに書いた「どうせ盤面取られたら負けるのだから1ターン目に盤面取れないカードであれば1マナだろうと返す」みたいなことは程度を下げた方が良いかなと思いました。

最終的には初手を出来るだけ1マナを多くして2マナのカードを2ターン目に出さないくらいの気持ちでマリガンしました。

 

・まとめ

イカレた錬金術師の使い道は広く、2枚刺ししても腐らないほどの用途があると思います。

ただし状況を選ぶカードであることに変わりはなく、2マナで出せるカードではないため今までと同じマリガンをすると2ターン目の動きが悪くなる可能性があります。

なかなか面白いカードなのでズーはもちろんそれ以外のデッキにも色々工夫して採用してみる価値はありそうです。

*1:2桁ランカーとミラーゲーム2連戦したりとか