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ぼるs stone (仮)

ハースストーンについて思ったことを書いていきます

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挨拶

このブログはハースストーンに関連する考察や雑記、デッキガイドを書いていくブログです。

主にランク5~レジェンド到達の人に向けた内容になっていますが、それ以外の人も読んで楽しめるよう心がけています。

記事やブログへのリンクはフリーです。*1

 

また、このブログを初めて読む人に、自分の実力がどの程度のもので、参考になりそうかどうかを判断してもらうために過去の大会実績、ランク戦結果等を載せておきます。

適度に更新していきます。

 

 

・ランク戦

2016-3 レジェンド

2016-5 レジェンド

2016-6 レジェンド(最高順位:41位)

2016-7 レジェンド

2016-8 レジェンド

2016-9 レジェンド

2016-10 レジェンド

2016-12 レジェンド(最高順位:34位)

2017-1   レジェンドTOP200フィニッシュ(最高順位:69位)

2017-2 レジェンド 

2017-3 レジェンド

 

・国内大会

らっきょ杯#8 ベスト4

ハスゲ杯#10     準優勝

sakucup#37   ベスト4

 

・その他

ハースストーンコンテスト:モルグル賞(回復トーテム三銃士)

 

*2

*1:記事内容の無断転載、及びリンク無しでの引用はお控えください

*2: 最終更新:2017-4/05

ウンゴロ環境におけるフリーズメイジの変貌を追う

フリーズメイジ 考察

どうも、新環境のメタについていけてないぼるです。

 

今回はまたまたフリーズメイジについてです。

多くのプレイヤーが新環境のスタンダードでフリーズメイジは消えると思い、さらには公式からもフリーズメイジはワイルド行き宣言を受けたわけですが、何事もなかったようにウンゴロリリースから数日でトップメタに戻ってきました。

その後もリストが細かく変わりつつ常にトップメタを走っているわけですが、そのリストの変貌を追ってみることにします。

 

と、その前にスタンダードから落ちた主なカードについて少し解説を。

・アイスランス

言うまでもないキーカードですね。フロストボルトと組み合わせてバーストダメージを狙えます。去年10月くらいからはコボルトと合わせて更に火力を上げてOTKするためのキーパーツとして機能していました。

公式から「フリーズメイジが常に環境にいたのでスタンダードから追放するためにアイスランスを落とした」(意訳)とまで言わしめたほど。

・忘れられた松明

一昨年の2月頃からミッドレンジ系のデッキに対してスピードで勝つためにアントニダスに変わって採用され始めたカード。

特徴は序盤に除去として使っても中盤以降に火力として戻ってくるため、除去にカードを使いすぎて削りきれないといった状況が減ります。

また、ミッドレンジ系のデッキに対してダメージレースで勝ちきるためのキーカードになります。

・ソーリサン皇帝

中盤以降に出すことでOTKするために火力を圧縮する他、手札を多く溜め込むフリーズメイジと単に相性が良いことで採用され続けたカード。

去年10月以降のコボルト型が流行してからはOTKパーツを圧縮する重要な役割を担っていたキーカードでもあります。

 

 

ではこれを踏まえて日付順にリストを見てみます。

 

4月8日*1

f:id:borurunHS:20170421190416p:plain

 

おそらく最初に出回ったであろうリスト。

スタンダードから約2日で完成という驚くべき早さです。

このリストは魔法学者によって秘策を確実に手札に入れること、メディヴの従者による3点ダメージとミニオントレードによって序盤の除去性能を上げています。*2

フロストボルトを切ることなく序盤を乗り切れるのは後半の火力にも繋がります。

そういった点で忘れられた松明の代役を魔法学者とメディヴの従者が担っています。

 

Thijs式カラザンフリーズメイジ紹介 - ぼるs stone (仮)

自分が最初にこのリストを見た印象は「カラザンのThijs式のアレと同じだな」でした。

このリストでも同じ理論で作られていますが、Thijs式と比べて魔法学者がある分序盤に安定感があります。もちろんスタン落ちしたアイスランスのせいで火力は落ちていますが。

回してみてもその感想は同じで、なかなかの勝率を出せていましたし、理にかなった構築だと感心しました。

ただし、このリストの致命的な欠点としてアントニダスからファイアボールを2枚以上作れないというものがあります。*3

 

 

4月12日

f:id:borurunHS:20170421193707p:plain

 

ウンゴロで追加された始原の秘紋を利用して火力の補填やアントニダスの種を増やすことを意識したリストですね。

序盤の除去は魔法学者のミニオントレードと火山ポーションに依存していて初期リストに比べて安定感に欠ける印象です。

自分はこのリストを見た印象では「なんかすごくスパムの匂いがするけど結果出してるから文句言えない」という感じです。

少し回しましたが火山ポーションがハンター以外に刺さりにくい上、序盤のトレード性能の低さから火山ポーションが引けなかった場合に何もできずに削られるのでやめました。

ハンターしかいない異世界であればフリーズメイジの中では最も強いリストかもしれません。

 

 

4月12日

f:id:borurunHS:20170421195309p:plain

 

前述のリストを回して序盤の弱さを感じた結果、自分流にアレンジしたデッキリストです。

しばらく回してみてかなりの手応えを感じており、2つのリストの良いところを取ったような感覚でした。

結果を出してからドヤ顔でブログやTwitterに上げようと思ってました。思っていました。(過去形)

 

 

4月13日

f:id:borurunHS:20170421195710p:plain

 

前の項で過去形であることを強調したのは即座に1枚違いのリストで結果を出したリストがリツイートで回って来たからです。

フレイムストライク→パイロブラストとなっていて、ミニオン処理よりも火力を重視しています。

4月中旬から開催されている大型大会、Japan Majorでもこの形、またはこれに近い形が多く採用されていました。

現環境における完成形に限りなく近いものと言えると思います。

 

 

4月20日

f:id:borurunHS:20170421200054p:plain

 

世界一のフリーズメイジ使い、Laughingが数日間の研究の結果、現在のベスト形と言ったリストです。*4

本人曰くパイロ2枚は試していないそうですが、Laughing神がベストというのならこの形がベストなのでしょう。

始原の秘紋が入ったことで過剰ドローの可能性が上がっているのでドロー系ミニオンは1枚減らしても良いという判断だと思います。

ここまで来るとリストの大きな変化もなく、固まったと言ってもいいでしょう。

 

 

番外編

17日くらいからはフリーズメイジミラーやミッドレンジパラディン、ローグやプリーストの泥棒対策として秘策を喰らうものを採用した形も見られるようになりました。

ランク戦で有効とは思えないのですが一定数存在しているのでマッチアップの偏りによっては勝率が上がるのかもしれません。

大会においては3タテしやすいフリーズメイジを狙いうちするためにフリーズメイジを持ち込み、ミラーゲームで秘策を喰らうものを使って勝利することも考えられます。

ミッドレンジパラディンにもある程度有効なので大会向けのテックカードとして採用する価値は高そうです。

その場合はどこにメタを貼るのかによりますが、フレイムストライクやパイロブラスト、アイスバリア等が抜ける候補になると思います。

 

 

 

・ざっくりした今回のまとめ

なんだかんだ言ってフリーズメイジは生き残るもんですね。

今後メタによって追い出される可能性は大いにありますが環境次第ではトップTierのデッキに対するカウンターとして戻ってくるでしょう。

その時にどういうリストになっているかは分かりませんが、化石デッキなのでどうせ数枚入れ替わっただけなんじゃないかと勝手に予想してます。

ともかく現環境で十分に強いデッキ、Tier2相当のデッキであることは間違いないのでこの機会に新しくなったフリーズメイジを使ってみてはどうでしょう。

 

おわり!

*1:日付に関しては全てahirunさん(@_ahirun)のツイートを参照しています。時差などの影響で若干のズレがあるかもしれません。いつもahirunさんありがとうございます。

*2:魔法学者はサーチドローで標準スタッツと素晴らしい性能なのですが、マッドサイエンティストとかいうサーチしてそのまま貼り付けてしまうぶっ壊れカードと比較してしまうので強すぎるようには思えないのが悲しいです。

*3:後攻であれば最大3枚まで作れますが運次第。また、生き残れば複数枚手に入りますがそもそもファイアボールを大量生産しないといけないマッチアップでは相手が確定除去を持っていることが多いのであまり意味がないです。

*4:Laughing:海外の配信者。フリーズメイジばかり使っていて、世界一のフリーズメイジ使いは?と問われるとほとんどの人が挙げるであろう誰もが認めるフリーズメイジプロ。Laughingにかかれば3:7の不利マッチは五分のマッチになるらしい。

栄誉の殿堂6枚のカードについて語る

考察 雑記

さて、4月に入りましてそろそろ次の拡張とスタンダード落ちが近づいていますね。

多くの人がカード評価(スパムブロガー決定戦)をしていますが、自分はやるつもりないです。

画像を用意するのがめんどうなのと絶対当たるわけがないので。*1

 

というわけで、他の人とは違って今回は栄誉の殿堂としてクラシックカードからワイルドルールでしか使えなくなる6枚のカードについて評価してみます。

最初は前年の同時期に「基本カードとクラシックカードは常にスタンダードルールで使うことが出来る」と宣言して起きながら1年で撤回とは・・・と思ったのですが、6枚のカードにはスタンダードから追い出すべき理由が書かれていたこと、それと自分の考えを加えると妥当だと判断したのでその辺をダラダラ書きます。

 

 

○アジュア・ドレイク

公式の要約「万能すぎてとりあえずみんなデッキにブチ込むので多様性を奪ってる」

 

ごもっともでございます。

ミッドレンジ、テンポ系のデッキには5マナ枠にはほぼ確実に入り、場合に寄ってはアグロデッキにも採用される万能カードです。

場に出した瞬間に1枚ドローというのはそれなりに高い評価があり、他のカードは相応にスタッツが下げられているのにアジュアドレイクだけはなぜかその下げ幅がやたら小さくなってます。

さらには呪文ダメージというおまけがついていて、ゲーム後半においては同時にAOEを絡めることで盤面を取り返す補助まで出来ます。

そりゃあみんな入れますよね。

じゃあ5マナに比較的使いやすい効果でアジュアドレイクと枠を取り合うようなカードを実装しましょう、って話になるわけですが「強盗ログ」がなんとか勝負のラインに立てるかどうか程度であり、強盗ログが採用された場合はアジュアドレイクも採用されるのでやっぱりダメです。

もっと強いカードを実装してしまえばインフレを起こしてしまうのでこれ以上のカードは出せない、結果として5マナの便利枠はこのカード固定になるのでユニークな構築を妨げてしまうってことですね。

評価:妥当

 

 

○シルヴァナス・ウィンドランナー

公式の要約「断末魔の効果として強いので今後の断末魔シナジー実装で大暴れする」

 

発表当初はウンゴロのカードがほとんど公開されていなかったのでなんとも言えない状態でしたが、カード公開が進むごとにこれはまずいのでは・・・って思うようになりました。

プリーストの蜃気楼の呼び手(3/2/3,味方ミニオン1体の1/1コピーを召喚)が相当な悪さをしそうですし、何よりも今後断末魔を利用した面白いカードを実装するとシルヴァナスとのシナジーに気を使わなければいけないというのがダメですね。

今後のカードデザインにずっと制限をかけ続けるというのは良くないです。

1枚のカードのせいで将来追加されるかもしれない無数のカードが没になるのでプレイする側もデザインする側も損しかないです。

評価:妥当

 

 

○炎の王ラグナロス

公式の要約「高コスト帯のフィニッシャー枠として他のカードより採用されやすすぎる」

 

おっしゃる通り。

冷静に考えてクラス固有のレジェンドのうち、ミッドレンジ~コントロールデッキにおいて常にラグナロスよりも採用率が高いカードはティリオン、ジャラクサスくらいです。

テンポメイジにおけるアントニダスですらメタ次第ではラグナロスに椅子を取られますし、ドラウォリはグロマッシュ無しでラグナロスを入れた形をよく見かけます。

ラグナロスがここまで流行った影には大物ハンターの弱体化もあったとは思いますが、それだけでは無いでしょう。

自分もミッドレンジ系のデッキを組む時にフィニッシャーが足りないと思った時はまず最初にラグナロスを入れますし。クトゥーンドルイドを組んだ時もそうでした。

評価:妥当すぎて文句の付けようがない

 

 

○凄まじき力

公式の要約「バリュートレードやバーストダメージに使えてヤバイコンボの引き金になる」

 

ズーであったり、レノロックのリロイバーストコンボのことですね。分かります。

確かに相手の強力なミニオンを弱いミニオン+カード1枚でトレード出来てしまうこと、バーストダメージを簡単に出せてしまう点は強いかなぁとは思うのですが、他の栄誉の殿堂カードに比べると見劣りする気がします。

このカードがある限りズーのような小型のミニオンを連続して出してトレードしつつ盤面を形成するデッキタイプは永久に存在してしまう・・・と考えるとデッキタイプの多様性を奪うということになるんですかね。

評価:分からなくはない

 

 

○アイスランス

公式の要約「フリーズメイジは初期からずっと存在し続けて他のメイジが流行らないので抹消する」

 

そりゃあ世界最強のフリーズメイジ使いLaughingが公式にリプでF*ckと送るだけありますわ。

確かに化石デッキとかシーラカンスとか呼ばれるくらいほとんど変わらないリスト、コンセプトで昔から存在しているデッキですが、メイジの他のデッキが弱いからメイジのデッキとしてフリーズメイジが生き残っているわけで。

当然、メイジの他のデッキ、例えばテンポメイジやレノメイジは環境が合えばTier1やTier2上位に食い込み、フリーズメイジはTier2下位やTier3に落とされます。

メイジに他に強いデッキがあればそっちが流行し、環境がフリーズメイジに味方したらフリーズメイジが流行する。ただそれだけなんですよね。

問題はフリーズメイジというデッキタイプの相性が物凄く偏っていて、大会でカウンターデッキとして機能することが多い点なのかなと推測しています。

今の環境であればズー、レノロック、ミッドレンジシャーマン、アグロローグ、ミラクルローグ、ドラプリ辺りにはほとんど勝ててしまいます。

一方で翡翠ドル、レノメイジ、海賊ウォリ、アグロシャーマン辺りにはほとんど勝てません。

五分付近のマッチアップが存在しにくいので苦手なデッキをBANして得意なデッキが残る環境であれば確実に抜ける状態になるので大会にはとりあえず持ち込むみたいなことが起きるので大会的には面白く無いですね。

評価:妥当といえば妥当かなぁ

 

 

○隠蔽

公式の要約「ミラクルローグで競売人隠されたら詰むデッキがあるのはストレス溜まる」

 

すごく分かる。

実際ミラクルローグはフリーズメイジと同じく特定のデッキタイプに対して滅法強く、特定のデッキタイプには為すすべもなくなく負けることが多いです。

ミッドレンジ系のドルイド、コントロール系の多くのデッキに大幅有利を取れます。

ということはやはりフリーズメイジと同じく苦手なデッキをBANして得意なデッキが残れば以下略という状態になって面白く無いですね。

ただ、隠蔽というカードはアイスランスのように特定のデッキ専用カードではなく、隠れ身で次のターンに高確率でアタックが出来るというメリットを持っていて、今後それが悪さをする可能性があります。

アタックが通ってしまえば大きなアドバンテージを得られる中立orローグのカードが追加された場合には出して隠蔽して次のターンにアタックしてゲーム終了なんてことが起こり兼ねないわけで、これもまたカードデザインに影響してしまいます。

実際に少し前にひっそりと隠れ身付与の変装の達人の効果が1ターンのみに下方修正されてたので開発チームに隠れ身付与という効果が危険という認識があるのではないかと推測しています。

評価:妥当

 

 

 

以上6枚のカードがワイルド行きになった理由とそれに対する感想をつらつらと書きました。

全て公式発表、もしくはそれを掘り下げた解釈をすると納得してしまいますね。

さすがブリザード、さすがのバランス調整。

本当はこうなる前にやることあったんじゃないかと思いましたがまあいいでしょう。

 

フリーズメイジを愛用してきた自分にとってはアイスランスのワイルド行きは残念で仕方が無いです。

しかしまあ一つのデッキにこだわるがあまりゲームがつまらなくなったら元も子もないので諦めます。

というわけで今後はどんなデッキを使うことになるのか分かりませんがフリーズメイジの人は引退して別のデッキの研究をします。

新環境になってもぼるs stoneをよろしくお願いします。

 

 

おわり。

*1:ちょくちょく言ってますが、世界中にいるある程度の実力を持ったプレイヤー達が知恵を絞って、その中で一番優秀なアイディアがメタの主役になるわけで、それを一人のプレイヤーが当てるのは不可能に近いです。数万人vs1人ですから。